１） お客様の金属プレス加工生産プランに最も適し、最も効率よい利益を生み出す糧となるマシン/マシン環境をお届けすること。 ２） そしてそのお届けしたマシン/マシン環境が長期にわたり快適に稼動し維持継続していただけること。 単純かもしれませんが、これが私たちの創業時より変わらない 方針です。 私たちはこの方針を基盤に、できる限り数多くの機械商品の特性を理解し取扱うことを心がけ、同時に開発メンテナンス・サポート部門を強化。時に既成商品ではお客様からのご要望を充分に満たせないと判断した場合は、従来の固定感や常識枠に縛られないアイデアの捻出に努め、独自開発した商品をお届けしています。 メガテックの創業は1994年。山形の小さな一室を事務所とし営業を開始。設立当初より当社方針を貫くべく、数社のメーカー商品を取り扱い、営業スタッフのみではなく数名ながらも開発スタッフを擁し、プレス機・周辺装置カスタマイズ等のサービスを付加することで、ご好評をいただきました。 2000年には開発・メンテナンスの拡充をはかるべく、栃木に広大な整備工場を建設し、同地内に栃木事務所を隣接し開発スタッフを強化。まだまだ現役稼動が可能な中古マシンを惜しみ、レストアの上販売するサービスも開始いたしました。 2000年には、こうした開発実績をベースにオーダーメードによる完全オリジナルの周辺装置を製作。2001年からは各社メーカーが採算性等の問題から生産を躊躇するものの存続需要が望まれるプレス機械の自社生産に着手し、初号機として長物加工に特化し省スペース省コストを実現する「MA-1」シリーズを開発、取扱商品に初めて自社製プレス機を加えました。 以後もこうした特異分野で威力を発揮する自社製プレス機の開発製作には注力を続け、現在は高速運転下での安全搬送に優れ多工程の高速自動化が可能なトランスファープレス「MTP」シリーズをはじめ数タイプのプレス機を追加。オーダーメイドによるプレス機・周辺装置一体のライン製造も実施しています。 またメガテックでは製品寿命を左右する納品設置や急な工場レイアウト変更等のご要望にも自社で責任を持ち対応させていただことを目標に、早くから重量運搬にも注力し、現在は大型低床トレーラーやガントリークレーンはじめ数多くの運搬車両・設備を整え、プレス機に特化したスタッフにより、大型プレス機運搬はもとより、工場移転にも対応可能な重量部門を設けています。 この納入・移転設置に責任を負う方針は、国内だけではなく海外輸出時でも同様に、アジア諸国はじめ、アメリカ、メキシコ等への設置するなど貿易業務全般も自社対応にて実施。2001年には香港、2012年にはタイに関連会社を設立し、アジア諸国でのメンテナンス・サポート体制を強化しています。 今後のメガテックの方針は、とよく尋ねられますが、私たちは当初から掲げる「最適マシンの提供・最高効率の追求」の方針を忠実に守り、一つ一つ、頂戴する機会・課題をクリアしながら成長を続けていければと考えています。